iPhone Developer Program登録 〜 実機デモの手順

学部4年春にiPhoneアプリを作りました。その時に登録〜実機デモまでの手順を示したPDFを配布しました。今回はそれを改訂し、載せておこうと思います。「これからアプリ作ってみたいな〜」という方は、ぜひ参考にしてください。

では、以下手順説明です。

実機で操作までの行程

  • Apple IDの発行:iPhone Developer Centerへのログイン
  • iPhone Developer Programへの加入
  • Current Development Certificatesの登録
  • Current Registered Devicesの登録
  • App IDの発行
  • Development Provisioning Profilesの発行
  • Provisioning Profilesを自分のiPhone / iPod touch / iPadへ登録する
  • Xcodeのプロジェクトファイルの設定を変更する
  • インストール!!

用意するもの

  • クレジットカード
  • 10800円(iPhone Developer Program加入料)
  • (もしかしたら)身分証明証
  • Macintosh
  • iPhone / iPod touch / iPad

1:Apple IDの発行:iPhone Developer Centerへのログイン

まず、Apple IDを登録します。iTunesで音楽等をダウンロードしたことがある人は、そのApple IDでもOKです。新規で登録する場合、登録情報は英語で登録しましょう。日本語で登録すると、日本語部分が「?? ??」としか表示されないことがあるので注意して下さい。(自分はそうなってしまいました。泣)

2:iPhone Developer Programへの加入

iPhone Developer Centerにログインし、iPhone Developer Programに加入してください。加入料金として、10800円が必要です。支払い方法はクレジットカード決済しかないので注意してください。ここでも情報はすべて英語で登録してください。
決済をすると、「iPhone Developer Program Activation Code」という件名でメールがきます。 メールのなかにActivation Codeが記載されているので、iPhone Developer Centerにログインし、Activation Codeを入力してください。これで、iPhone Developer Programへの加入が成立します。
登録内容に不備がある、もしくはアクティベーションをしないで放置しておくと、アクティベーションを受け付けなくなる可能性があります。(自分はそうなってしまいました)その場合、AppleにFAXをおくることになります。iPhone Developer Centerにログインすると、FAX専用のPDF書類をダウンロードすることができます。必要事項を記入し、運転免許証やパスポードのコピー(ない場合は、学生証や保険証でも大丈夫なようです)を添付し、AppleまでFAXをします。
海外FAXというと、ちょっと戸惑ってしまいますが、ローソンやファミリーマートでできます。

3:Current Development Certificatesの登録

ここからがややこしいので、先に概要だけ説明しておきます。
まずCurrent Development Certificatesを登録します。これは要するに、開発者情報の登録です。
次にCurrent Registered Devicesの登録をします。実際にインストールするiPhone / iPod touchの機種情報の登録です。
そしてApp IDの発行をします。自分の制作したアプリケーションに公式なIDをつけるための処理です。
最後にこれら3つの情報を1つにまとめたファイルを作成します。これが、「実機で操作までの工程7」のProvisioning Profilesになります。最終的には、このProvisioning Codeを作成、ダウンロードして、iPhone / iPod touchに登録します。
少し複雑ですが、これらの処理を行うことで、開発者・機種・アプリの3つの情報が1つにまとまって、公式に登録される、とうことになります。
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ということで、Current Development Certificatesの登録をします。
まずはhttp://developer.apple.com/iphone/index.actionにアクセスし、ログインしましょう。

そうすると、右にメニューがあると思うので、iPhone Provisioning Portalを選択してください。

iPhone Provisioning Portalのメインページ左にメニューがあるので、Certificatesをクリックします。

Your Certificateに何も登録されていないことが分かります。
「Request Certificate」をクリックしましょう。

そうすると、下のほうにファイルをアップロードする欄がでてきます。
ここでの登録は、自分のパソコンから証明書を発行してもらい、それをこのページでアップロードして、認証する、という手順を踏みます。パソコンから証明書を発行してもらいましょう。Webページはこのままにしておいてください。
アプリケーション→ユーティリティ→キーチェーンアクセスを起動してください。

キーチェーンアクセス→証明書アシスタント→認証局に証明書を要求をクリックします。

メールアドレスとコモンネームを入力します。
ここでの入力情報は、Apple IDと同じ情報を入力してください。異なる情報を入力すると、後々エラーが発生してしまいます。気をつけてください。また、鍵ペア情報を指定にはチェックを入れてください。
情報を入力したら次の項目に進みます。鍵ペア情報についての設定になりますが、現状の設定をいじらずに、そのまま次の項目に進んで下さい。そうすると、指定した保存先に、.cerという拡張子のファイルができていると思います。
このファイルを、アップロードします。

アップロードが成功すると、画面のように自分の情報が登録されるはずです。
(自分の場合、名前を漢字で登録してしまったので、うまく反映されていません)
ファイルがダウンロードできるようになっています。ファイルをダウンロードして、実行してください。キーチェーンアクセスが起動し、Certificateファイルが読み込まれます。

4:Current Registered Devicesの登録

つぎに、デバイスを設定します。
iPhone Provisioning Portalのメインページから、Devicesを選択します。

右上に、Add Deviceというメニューがあるので、クリックします。

Device Nameと、Device IDを入力します。ここで入力する情報も決まっています。

デバイスとして登録したい、iPhone / iPod touchを接続し、Xcodeを起動します。ウィンドウ→オーガナイザを選択すると、上の画面のようなウィンドウが表示されます。ここに表示されているNameとIdentifierを、入力します。
入力できたら、左下のSubmitをクリックします。
これで、デバイスの登録は完了です。

5:App IDの発行

今度は、開発したアプリケーションに付与するIDを発行します。トップの画面から、App IDsをクリックします。

右上のNew App IDをクリックします。

DescriptionとBundle Identifierを入力してください。Bundle Identifierの方は、Exampleにもあるように、ユニークなものを入力して下さい。
入力したら、Submitをクリックします。

続いて、作成したIDの欄にある、Configureをクリックします。(注:もしかしたら、ここの工程は必要ないかもしれません。)

ここでも先程の証明書を登録する必要があります。Enable for Apple Push Notification service にチェックを入れ、Configureをクリックします。

先程のように、証明書をアップロードするページになるので先程の.cerファイルをアップロードします。

Configure App IDにもどると、Development Push SSL CertificateのステータスがEnabledになっていると思います。

6:Development Provisioning Profilesの発行

さて、いよいよ登録した情報を1つにまとめます。 トップ画面から、Provisioningをクリックします。

画面右上のNew Profileをクリックします。

Profile Nameはどのような名称でも大丈夫です。Certificates,Devicesにチェックを入れ、App IDは作成したApp IDをリストから選択してください。最後に右下のSubmitから登録します。

Provisioning Profileがダウンロードできるようになっているので、ダウンロードします。

7:Provisioning Profilesを自分のiPhone / iPod touch iPadへ登録する


Provisioning Profileを、デバイスに登録しましょう。
Xcodeのオーガナイザに、デバイス名が表示さていると思います。Provisioningの蘭までProvisioning Profileをドラッグして登録します。

8:Xcodeのプロジェクトファイルの設定を変更する

いよいよ、最後の工程です。以下の項目を設定してください。

ファイルリストから、「プロジェクト名-info.plist」を選択し、Bundle identifilerのValueを、AppIDに設定します。この時、アプリ名の先頭に自動的に割り振られた英数字を省いたものを入力して下さい。

次に、ファイルリスト最上部のプロジェクト名をクリックし、プロジェクトの情報を表示させます。
コード署名IDという欄のAny iPhone OS Deviceを選択し、値には「iPhone Developer:(証明書のコモンネーム)」を選択して下さい。

9:インストール!!

以上が設定です。
デバッグのデバイスを指定し、「ビルドして実行」をすると、iPhone / iPod touch / iPadにアプリがインストールされます!!

おまけ:おすすめの本

最初はこの本から入りました。手順が細かく説明されいるので(画像も豊富)、あまりつまずくことはないと思います。そういう意味で分かりやすいです。

iPhone SDKの教科書―Cocoa Touchプログラミング、最初の一歩
赤松 正行
秀和システム
売り上げランキング: 354

今はこんな本読んでいます。

OpenGLで作るiPhone SDKゲームプログラミング
横江 宗太(株式会社パンカク)
インプレスジャパン
売り上げランキング: 2790

何か、おすすめの本をご存知の方は教えてください。
当方、特にuiimagepickercontrollerのカスタマイズ(要はカメラの処理です)について詳しく書かれているサイトや本を探しています。ご存知の方は教えてくださいませ〜。
あと、何か間違いなどありましたら、ご指摘下さい。よろしくお願いしますm(_ _)m

Category:Mac,Programming
Comments:No comments| 2010年7月25日

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